iPhoneであらゆる操作の起点となるのが「ホーム画面」です。このホーム画面の使い方をマスターしておきましょう。
ホーム画面の構成と役割を理解する
1・ホーム画面はこうなっている
ホーム画面に整然と並んでいる「アイコン」は、個別のアプリを起動するときに使います。ホーム画面の最上部を「ステータスバー」といって、現在の通信状況やバッテリーの残量などが一目でわかります。また、「電話」や「メール」などのアイコンが並ぶ最下部の部分は「Dock」と呼びます。
2・ホーム画面を移動する
ホーム画面は複数の画面で構成されていて、ホーム画面上を左にスワイプすると次の画面に切り替わります。なお、ホーム画面を移動させても、ステータスバーとDockは常に変わらず表示されます。
3・1枚目のホーム画面に一発で戻るには
iPhone購入時のホーム画面は2枚ですが、今後、自分でアプリを追加するにつれて、ホーム画面は3枚、4枚と増えていきます。どのホーム画面を表示している状態でも、ホームボタンを1回押せば1枚目のホーム画面に即座に戻ることができます。
アプリを起動する/切り替える
1・アイコンをタップ
任意のアプリを使いたい時は、ホーム画面にあるアイコンをタップします。
2・アプリが起動
タップしたアイコンのアプリが起動したらその状態でホームボタンを押すと、ホーム画面に戻ります。
3・起動中のアプリを切り替える
ホームボタンを押してホーム画面に戻っても、前に起動したアプリは終了せず、裏で動き続けています。(マルチタスキング)。すでに起動済みの別のアプリに切り替えたいときは、まずホームボタンを2回続けて素早く押しましょう。
4・表示するアプリ画面を選択
マルチタスキングで動作中のアプリが縮小画面で表示されます。左右にスワイプし、表示したいアプリをタップすれば、そのアプリで中断したところから続けて作業できます。
ポイント!アプリを完全に終了させるには?
パソコンと違い、iPhoneでは個別のアプリをいちいち終了させる必要がありませんが、マルチタスキングでたくさんのアプリを起動したままにしておくと、iPhoneのメモリを無駄に占有し続けてしまいます。
この状態でさらに別のアプリを起動しようとすると、メモリ不足の警告がでたり、動作が不安定になることもあります。そのようなときは、右の手順でアプリを完全に終了させます。
アイコン配置を変える
1・アイコンをロングタッチ
アイコンの配置を変更するには、ホーム画面上のどのアイコンでもよいので、1つをロングタッチします。
2・アイコンをドラッグして動かす
すると、すべてのアイコンがゆらゆらと揺れる状態になるので、任意のアイコンをドラッグすると、アイコンに位置を変えることができます。なお、Dockに並べるアイコンの種類や数も同様の手順で変更できます。
3・アイコンを別のホーム画面に移動
アイコンを別のホーム画面に移したいときは、そのアイコンを画面の外にドラッグします。
ポイント!アイコンを削除(アプリアンインストール)する
アイコンをロングタッチして揺れている状態で、アイコンの左上にある「×」をタップすると、そのアプリがアンインストールされ、アイコンもホーム替えmんから消去されます。なお、iPhone標準アプリは削除できないので、アイコンに「×」が付きません。
複数のアイコンをフォルダでまとめる
1・アイコンをドラッグして重ねる
アイコンの数があまりに多くなると、目的のアプリを見つけにくくなります。そのような場合は、同じジャンルのアプリをフォルダでひとつにまとめると、ホーム画面をすっきりと整理できます。まず、アイコンをロングタッチして揺れる状態にしたら、アイコンをドラッグして別のアイコンの上に重ねます。
2・フォルダ名を変更する
フォルダが作成され、その中にアイコンが収納されます。フォルダ名は自動で付きますが、必要に応じて自分で任意の名前に変更することもできます。
3・さらにほかのアイコンも収納する
ほかにもフォルダに収納したいアイコンがあれば、そのアイコンをドラッグして、先ほど作成されたフォルダの上に重ねます。
ポイント!iPhone6 Plusには横向きのホーム画面もある
iPhone6とそれ以前のiPhoneのホーム画面は縦表示のみですが、iPhone6 Plusでは端末を横持ちにするとホーム画面も横向き(ランドスケープビュー)に切り替わります。また、一部のアプリでもレイアウトが変化し、たとえは「メール」アプリは2カラム表示(メールの一覧と個別のメール内容を1画面で同時に表示できる)になります。このようにiPhone6Plusでは、大画面と表示領域の広さを活かして、タブレット端末のiPadに近い操作性と一覧性を実現しています。